朗読の時間
 私がこれまで聴いて感銘を受けたものをご紹介します。「戦艦大和の最期」、「太平記」「断腸亭日乗」「歎異抄」「親鸞」「吉本隆明講演集」「遠藤周作講演集」「幕末史」「日本の名作1」日本の名作2」、「小林秀雄講演集」「吉本隆明講演」(以上はCD版での出版物ですのでネットに載せるわけにはゆきません)、その他「イギリス映画論、関ヶ原合戦、心医者入門等々のNHK連続講演」等を丹沢大倉尾根の山道で聴きましたが、ここではその中の短い時間のものを二、三ご紹介します。ラジオからの録音なので雑音が多いのですがご勘弁してください。
幸田露伴と言えば「五重塔」が有名ですが、この2編の短編を聴いて深い感動に襲われました。KINDLEでも読んでみましたがさすが文豪と言われるだけのことはあると改めて思いました
幸田露伴 短編小説朗読 「太郎坊」1

幸田露伴 短編小説朗読 「太郎坊」2

幸田露伴 短編小説朗読 「太郎坊」3 「蘆声」1

幸田露伴 短編小説朗読 「蘆声」2

幸田露伴 短編小説朗読 「蘆声」3
今から45年の昔、奥日光湯元で職場の同僚5人と2週間近く原稿書きをしました。合間には気分転換で散策をしました。その折、湯の湖の出島で葛西善三の文学碑「湖畔の宿」を見ました。その当時は葛西善三がいかなる作家かも知りませんでしたが、NHKの朗読の時間で初めて知りました。この作品は朗読で聴くのでなければその良さは判らない作品だと思います。
葛西善三 短編小説朗読 馬糞石1

葛西善三 短編小説朗読 馬糞石2

葛西善三 短編小説朗読 馬糞石3
話芸の力、成る程と思わせる話です。雑音が多いのですが辛抱してご静聴下さい。
浄瑠璃竹本住大夫 講演「話芸の力」
作家佐木隆三さんの講演です。この2編を聴いて何とも名状すべかららざる気分となりました。とりわけ「昭和平成事件簿」の主人公は私と同じ年齢と思われるだけにいろいろなことを考えました。法事の落雁の話では思わず涙が出ました。
佐木隆三 講演「昭和平成事件簿」

佐木隆三 講演「オウム事件」
芥川龍之介の短編小説は幾つか読んでいますが、この「煙管」は人間のことをいろいろと考えさせられる小説です。
芥川龍之介 短編小説 「煙管」1

芥川龍之介 短編小説 「煙管」2
五木寛之の小説「親鸞」の朗読で38回から43回までのハイライトの部分を紹介します。
親鸞が六角堂での百ケ日の参籠から吉水の法然上人の門下に入る場面で真宗の教義の真髄を語っていると思います。
五木寛之 「親鸞」朗読38回

五木寛之 「親鸞」朗読39回

五木寛之 「親鸞」朗読40回

五木寛之 「親鸞」朗読41回

五木寛之 「親鸞」朗読42回

五木寛之 「親鸞」朗読43回


戻る