2013年春季東京都高等学校野球大会応援観戦記 野球部後援会事務局長 作山賢治(25期) 春季東京都高等学校野球大会の予選を突破した我らが雪谷野球部は、4月4日(木)、昭島市民球場において、本大会第1戦を都立文京高校と戦いました。雪谷が東京南部の「都立強豪校」であるならば、文京は北部の強豪校との下馬評どおり、まさしく力は五分と五分の「ガチンコ対決」となりました。天気は快晴でしたが、前日の「春の嵐」の影響で、グランドは少しぬかるんでいる模様。雪谷側応援スタンドは、ブラスバンド、チアリーダー、保護者会、野球好きOBがそろい、「赤い旋風」を巻き起こすべく盤石の構え。先攻の雪谷は初回、3番、4番の連打で先取点を取得。2回裏にスクイズで1−1の同点とされたものの、4回には満塁から押し出しを得て2−1と勝ち越し。 このまま雪谷優位で試合が進むと思われたが、大きく動いたのが6回。文京の打線が爆発し、一挙に5点を入れられ、2−6と逆転される。 しかし、この程度であきらめないところが「強豪」のあかし。7回に敵失をからめ2点、8回にも連打を浴びせ2点取得し、6−6の同点。途中、雪谷遊撃手は深い内野ゴロをぬかるみに足を取られながらも強肩で1塁殺。左翼手はライナー性の当たりを好捕し飛び出した2塁ランナーを刺しWプレー。一方の文京は捕手が、牽制で雪谷1塁ランナーを刺すなど双方に好プレーが出る「好試合」。9回を迎えた雪谷応援席はボルテージが上がる一方。しかし、勝利の女神がほほ笑んだのは、残念ながら文京。9回裏、雪谷は先頭打者に2塁打をあび、送りバンドで1死3塁となった時点で満塁策を取るも、内野ゴロ併殺崩れの間に決勝点を入れられ万事休す。涙を呑むことになりました。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R 都雪谷 1 0 0 1 0 0 2 2 0 6 都文京 0 1 0 0 0 5 0 0 1× 7 但しこの負けは薄紙一枚の差、時の運も作用しており、こてんぱんにやられた訳ではありません。投手陣も2本柱が確立、打線もキャプテンを中心に元気一杯です。この敗戦を糧として、一層の「文武両道」に励めば、夏の東東京大会では、「都立強豪」として、大暴れしてくれることは間違い無しと見ました。同窓生の皆様、また元気に応援に集まりましょう!最後に、明るく元気な野球部員、保護者会の皆様に感謝申し上げますとともに、同窓生皆様への野球部後援会への一層のご支援をお願い申し上げ、「応援観戦報告」とさせていただきます。 |