268.2001/8/17〜18 越後駒ガ岳
私の夏山山行の第4弾は上信越にある百名山越後駒ガ岳だ。新潟にある百名山苗場山、巻機山、平が岳、妙高山、火打山、雨飾山と登った。いよいよ越後駒ガ岳だ。枝折峠から登って駒の小屋に泊る。暑くて暑くてバテ気味だ。標準コ−スタイム5時間30分のところが7時間30分もかかった。2日目は越後駒ガ岳の山頂を踏んで小屋に戻る。山頂では北側は見えるが南から西にかけてガスが流れて展望はいまいちだ。時折下の駒の小屋の屋根が見える。今日は中ノ岳の避難小屋まで縦走する予定だったが取りやめだ。ザックの重さやら暑さのせいかとにかく気合が入らない。こういう時は思いっきりが大事だ。往路を戻るという同宿の3人と小屋の前でひとしきり雑談をして一緒に下山開始だ。皆さんと小倉山から小倉尾根をくだり下山口にある駒の湯でひと浴びする。ランプの鄙びた温泉と紹介されているが建物は新しいし、環境庁の補助金で建てられた立派な休憩舎があり空き地は自動車で一杯だ。電気が来ていないというだけで鄙びたイメ−ジなど何処にもない。湯量は豊富だが湯温は27,8度で今日のような暑い日には良いが秋になったらどうだろうか。ひとしきり休憩舎の2階で休んだ後、衛星電話でタクシ‐を呼んでもらって4人で小出に出る。帰路電車の窓からはるかに聳える越後三山(越後駒ガ岳八海山中ノ岳)を眺める。縦走は果たせなかったが満足感で一杯であった。これで私の今夏の百名山シリ−ズはだいたい終わりだ。百名山も通算51座となった。


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