243.2000/8/18〜19苗場山(百名山)

東京から越後湯沢までは新幹線、登山口の和田小屋まではタクシ-を使う。身支度をして歩き出す前に時計を見ると8時5分だ。びっくりする。時折、丹沢に飽きて奥多摩に出かけるが下丸子を始発で出ても奥多摩駅に着くのは8時10分だ。奥多摩駅より早くここに着けるとは感心するばかりだ。途中、雷清水で食事をしてのんびり時間をつぶす。急な登りを詰めて山頂の一端に立つとあっと息を呑む。4キロ四方に及ぶ湿原が広がっている。「苗場山は越後第一の高山なり。絶頂に苗田有り、依て昔より山の名に呼ぶなり。峻岳の頂に苗田ある事甚奇なり」(鈴木牧之「北越雪譜」)とあるが実感できる。山頂の山小屋に一泊して翌日赤湯コ−スを下る。途中、秘湯赤湯で一浴びする。この後、山道、車道、山道と3時間近く延々と歩く。

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