追憶の丹沢 トウゴクミツバツツジ(2006/6/4)

写真集 丹沢の春3

 丹沢の5月下旬はシロヤシオとトウゴクミツバツツジが見事な花を咲かせます。前月に続いてガスに被われた山中に咲くトウゴクミツバツツジをお楽しみ下さい。

私の近況報告(2021/6/26)
 
 週刊東洋経済誌(2021.5.29号)で「改憲に舵を切った菅首相 問われる理念」と題するノンフィクション作家塩田 潮氏の寄稿が目に留まりました。
 憲法記念日の5月3日の自民党の改憲派の集会に菅首相が自民党総裁としてビデオメッセ-ジを寄せ緊急事態条項の必要性を訴えたということです。

 憲法9条改正の是非にについては私はこのHPに度々書いていますが緊急事態条項についてはまだ私見を書いたことがありません。緊急事態条項は自民党の憲法改正試案のなかでもすでに盛り込まれていましたが、このとところ国民投票法の成立やコロナ危機でにわかに改憲論に9条の改正に加えて緊急事態条項がクロ-ズアップされることになったというわけです。

 私の個人的な意見としては緊急事態条項に懸念を持っています。ネットで経営コンサルタント大前研一氏の意見を読みましたが、行政の組織や運用を巡って沢山の問題点があり、現下のコロナ危機のもとでの性急な議論には警告を投げかけておられました。もっともなことです。

 私は齢八十になってもこうして政治や経済の分野に関心があるのです。ただ四六時中、こういう分野に首を突っ込んでいるわけにもいきません。なにせ論戦の相手がいないのです。

 暇を持てあましYOUTUBEで私より若い年代の作家達の小説の朗読を幾つか聴きましたが、どうも興が乗りません。全部が全部と言いませんが、読んでも格別の違和感はありませんがなんだかもの足らないのです。私如きが云うのもおこがましいのですが、一読してしまえばそれだけの話しです。ここを突き抜けた何かかなければ真の文学になり得ないのではないかと考えるのです。五木寛之の「淺の川暮色」を聴いていましたが、何故か聴くことが耐えられなくなって中途で止めてしまいました。

 このところ床についてもなかなか寝付けませんので、以前、NHKラジオの朗読の時間に聴いて感銘を受けてHPに載せた幸田露伴の小品「太郎坊」、「蘆声」、作家佐木隆三の文化講演会での講演「平成事件簿」を聴きました。何度聴いても深い感動を覚えるのです。これらの朗読は私のHP「閑話休題」の「朗読を聴く」からクリックしてお聴き下さい。とりわけ作家佐木隆三の「平成事件簿」の主人公は推定年齢が私と同じです

 朗読を聴く(1) 

 私はかって文化講演会やカルチャ-講座をラジオから録音してコンピュ-タ-経由でipodで聴いていました。残念なのはラジオからの録音なので雑音が多いこと、折角の連続講座が不手際で録音漏れが多いことです。NHKはこういう有益な音源文化資産(?)を膨大に保有しているのですからなんとかネットで公開をして貰いたいものです。

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