秩父羊山公園 芝桜の丘
秩父羊山公園 芝桜の丘(2019/5/3)
             
 十連休のうち一日はどこか遠出をして写真を撮りたいものと考えていた。ただ前半は天候が思わしくなかったのでyoutubeで朗読を聴いていた。山本周五郎の「樅ノ木は残った」(195回から198回)、「明暗嫁問答」、「愚鈍物語」、「牡丹花譜」、「奇縁無双」、「武道無門」と幸田露伴の「雁坂越」等だ。とりわけ「明暗嫁問答」は最後の下りが秀逸で、二、三回繰り返して聴いた。

 3日早起きをして秩父に出かけた。このGW中は特急の利用は望むべくもない。西武池袋駅で駅員の案内で行きあたりばったりで乗った8時3分発の急行がたまたま後4両が秩父鉄道三峯口行、前4両が長瀞行きだ。当初は羊山公園の芝桜の丘を撮って、西武秩父駅の隣にある入浴施設「祭の湯」で一浴びする予定でいた。車内のアナウンスを聞いて予定を変更して三峯口までこのまま乗車して三峯神社だと予定を変更した。雲取山は五つのル−トから登っているが、この三峯口からのル-トは秩父に住んでいる後輩に車で送ってもらって三峯神社は素通りをして歩き出した。そんなことで、。この機会に三峯神社に行ってみたいと考えたのだ。

 10時17分三峯口に着いたが、駅前のバス乗り場は長蛇の列で10時30分のバスには乗ることはできなかった。次は11時45分だという。こうなるとじたばたしても仕方がない。バス乗り場の隣にある大衆食堂福島屋で三峯そばを食べて花畑駅に引き返し、羊山公園芝桜の丘を写真に撮った。こんな正午を回った遅い時間ではだめだ。正面に武甲山が見えるがもやって写真にはならない。アユの塩焼きと秩父地ビ−ルを買って家族連れの大勢いる端で飲んだ。こうなると早々に退散だ。西武秩父駅までいい気分で歩いて戻りすぐ一浴びした。「祭の湯」の施設は立派だし、来年は4月上旬に来て和銅黒谷の瑞岩寺のツツジを撮ってここで一浴びだなどと考えた。出てくると入口の左手には入浴の順番を待つ人の行列を見る。こうなるとできる限り早く電車に乗ったほうがよさそうだ。

 当初は秩父花紀行と題して写真アルバムを予定していましたが、どうも思わしい写真がないのでお見せできるのはこの1枚だけです。
4日は雪高野球部の練習試合がありましたので写真をたくさん撮りました。母校の試合の写真はこれまでカメラはEOS5DMarkV、レンズはEOS28-300ミリを使用しています。ただこのレンズはとても重いのです。そこでこれまで山に携帯していたサ−ドパ−テイの軽い28-300ミリのレンズを使用して実験的に撮ってみました。ただ映りは問題がありました。夏の大会は重くてもEOS28-300ミリを使います。
 
 週刊東洋経済誌(4/27-5/4合併号)に「GW十連休は分厚い本を読もう」とかなりの書籍が紹介されています。私は残念ながら紹介されている書籍の題名を読むだけで、こういうお遊びで終わりそうです。
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