秩父上長瀞紅葉公園 スライドショ−
秩父で紅葉を撮る(2018/11/23)
 2,3日前、NHK・TVが長瀞の紅葉を報じていた。紅葉の写真は昨年は駒込六義園、小石川後楽園で撮ったが、今年はこの3連休のいずれかは長瀞だ決めた。。

 西武池袋線一番線のホ−ムにある休憩所の壁に貼られているポスタ−写真に目が留まった。画面の3分の2が紅葉で左画面下が荒川で観光客を乗せた川船だ。紅葉を撮るならこういう構図だと思った。全画面が紅葉では逆に紅葉が引き立たないのだ。もっともこういう構図はいつも考えているのだが、そうそう思う通りにはならない。

 特急レッド・アロ−も満席で長時間じっとしているといろいろなことが想起される。この時期いただく喪中の葉書のことだ。亡くなった方が知人、友人であると寂寥感が身に染みる。とりわけK先生の奥様は私より一回り下で、いつも笑顔で聡明な方でした。亡くなられたことが今でもまだ信じられない気持ちだ。喪中の葉書を読んでアッと思ったのは大学同期の友人の広瀬君(松本在住)がこの9月にな亡くなっていたことだ。目を瞑るといろいろなことが思い出されて目頭が熱くなった。あと何年生きられるかわからないが、死ぬときに後悔をしない生き方をしなければと思った。

 秩父鉄道花畑駅で駅員に紅葉のことを尋ねたら長瀞駅の一つ手前の上長瀞駅で下車してくださいという。上長瀞駅で下車して荒川沿いにある紅葉公園に向かい写真を撮った。ここには自然博物館がある。紅葉は荒川左岸の緩やかな斜面に点在している。ポスタ-写真の場所はここではなさそうだ。この公園から左岸沿いに長瀞まで歩けるのを知らないで上長瀞駅に戻った。

 長瀞駅はさすが観光客が多い。観光客で大賑わいの通りを抜けて荒川に出たが紅葉はどうも期待できない。観光川船はこの一帯だけの周遊だけのようだし、正面右岸の切りった岩壁にも紅葉は見えない。岩畳の上を行ったり、来たりして写真を撮ったがあまりいいポイントはない。上流から下ってくる人が多いのに気が付いた。意を決して足場の悪い岩畳の上を歩いて上長瀞の紅葉公園に向かうことにした。

 急流を下ってくる観光川船を俯瞰できる大きな岩の上でひとしきり待って写真を撮ったが、どうも秋には似つかわしくない感じだ。この経路のどこを探してもあの写真ポスタ-のポイントはなさそうだ。

 ここからは余計なことを書きます
 駅近くの蕎麦屋「うち田」で30分近く待って天ざるを食べた。そうじて旅行先で食べる蕎麦は締めが足りなくて今一歩の感があったが、行列に並んだだけのことがあった。先週の土曜日は麻布十番の「総本家 更科 堀井 創業200年」で天ざるを食べたが、てんぷらも種類が多いし、蕎麦自体もそん色がない上、値段も安い。あまりいい写真は撮れていないが、満腹して、電車で居眠り半分寄居経由で帰宅した。
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