松本城 写真アルバム 
第395回山行報告 
日本百名山 美ヶ原(2018/8/4〜5)
 8月4日松本市内に前泊して5日駅西口から8時15分発のバスで美ヶ原管理センターに向かった。予定通り9時30分に美ヶ原管理センターに着いた。管理センターは売店のほか展示場があって山域全体のジオラマもある。10時から3時間程度の自然観察のガイドツアーがあるとの案内があった。この山域に精通している方がボランテアで案内をしていただけるという。格別これといって目的を持って来たわけでもないので参加することに決めた。10時まで少し間があるので展示場を一寸覗いたが説明文がよく読めないので一巡してすぐに出てきた。
とにかくこの山域に精通している方から直接お話を聞くことが出来るというのだ。参加者は私一人でこんな贅沢で有難い機会はそうそうあるものではない。

 所々で立ち止まって花の説明を聞く。名前は知っているが、なかなか覚えられない。ヤナギランが鹿の食害で数少なくなっているという。日光、大台が原、丹沢と至る所で鹿の食害を聞くが自然保護の観点からも適当な管理が必要だと思う。バスで上がってくる、途中、唐松をよく見たが、この稜線でも唐松をよく見る。長野県では戦後、有益な用材ということで植林をしたそうだが、現在では種が飛んで自然更新をするという。杉の植林地とは違て林床が明るい。

王ケ鼻(2008m)では鉄平石(?)の板状節理を見たが、この山域では全てが同じ方向を向いているそうだ。「王」とは如何なる意味か、たぶん「オウ」という音に漢字をあてたのだろ。「鼻」は突き出ているという意味で松本から見るとこれに隠されて「頭」は見えないそうだ。


 この後、王ケ頭(2034m)と回った。あたりは何基か電波の送信塔が起立し、3,4階建ての山荘風の王ケ頭ホテルがある。ガイドの方(お名前を失念した)と食事をしたが、ホテルの方が代金を受け取られないので困った。ホテルの方とよほど懇意なようだ。当初はここから美ヶ原高原美術館に向かう予定であったが、暑くて暑くてたまらない。もっと早朝から歩き出さないといけないと思った。そのうちまた松本市内に前泊し、早朝、タクシーで美ヶ原高原美術館に向かい、ここから美ヶ原管理センターに向けて歩き出すということを考えた。とにかく今日は引き返すことに決めた。

 4日松本に2時に着いた。宿泊は駅前のビジネスホテルで時間があるので松本城を見学した。夜は盆盆踊りのお祭りで駅前の一画は大賑わいであった。この山行をメインテ−マにHPを更新する予定でトップの写真は「美しの塔」と決めていたが、「美しの塔」は次の機会として写真を松本城に変更することにしました。ガイドをしていただいた方にHP上から厚く御礼申し上げます。
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