養老渓谷 幻の滝  
新緑の養老渓谷を歩く(2018/5/20)
写真アルバム

 昨秋、養老渓谷の紅葉の写真を撮ろうと計画したが、天気の様子やら仕事の都合などから出かけられなかった。ネットやガイドブック等でコースなどを調べていたが、「百聞は一見にしかず」と思い切って日曜日早起きをして新緑の養老渓谷に出かけることにした。

 東京から蘇我までは居眠りをしていたが、五井から養老渓谷までは窓外の房総の田園風景をぼんやりと眺めていた。こういう無為の時間が精神のリフレッシュになるのだろうか。養老渓谷駅からバスを利用して粟又でバスを降りて右岸の急な斜面を下った。ここは左岸から小沢が合流していて川幅が広く、本流が粟又の滝となって流れている。落差も格別あるような滝ではない。左岸に川の流れに沿ってコンクリートの遊歩道が整備されている。新緑の中、風も冷たく気持ちよく歩いた。遊歩道終端の少し手前で左岸から右岸に渡って斜面を上がると水明寺バス停に出るのだが、茶店が2軒あり左手の茶店の入り口に幻の滝と書かれた看板があり、時間もあるので見てゆくことにした。居合わせた3人組の皆さんとと一緒に降りて滝を見た。この後、周回の道があるのではないかと皆さんと一緒に探したが、踏み跡はすべて行きどまりで、結局、下ってきた道を登って茶店に戻った。ここでひとしきり皆さんと話をした。

 水明寺を一寸覗いてから車道に出た。バスはどこでも手を挙げれば乗れると聞いていたので歩き出した。停留所の標識を何か所か見たが、時間がたっぷりとある。結局、弘文祠バス停まで歩いた。ここから左手の道に入ってトンネルを抜けた。養老川に出た。橋を渡って左岸にある中瀬遊歩道を歩いた。終端で右岸に渡って車道に出た。この少し先が観音橋でバスが見えたので駅までひと区間だがバスに乗った。
 
 駅に着くと丁度トロッコ電車が出発直前で、これはいいとばかり写真を撮った。次の電車は4時30分だが、アユの塩焼きを食べ足湯で時間をつぶしたりで退屈はしなかった。帰途は木更津からアクアライン経由の高速バスを利用したが、休日とあって大変な渋滞で家には9時20分に着いた。とにかく私は年の割には何でも興味があって自分で自分を持て余してしまう。
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