第379回山行報告 大 山(’10/5/22)
 このところの山行は大体が一泊二日の山行だ。土曜日は家内が2時から8時まで出かけるというので久しぶりに日帰りで歩いてみようと思った。蓑毛から大山なら「ながら族」でも問題がない。

10時11分蓑毛から歩きだした。「千のイタリア」第8回からだ。同じバスで来た皆さんどんどん歩きだして人影は見えない。春岳澤の堰堤に36分に着いた。ここで第8回が終わるまで小休止だ。第9回が始まると同時に歩きだした。途中で先行していた父娘の二人を追い越した。静かな山道を黙々と歩くだけだ。第9回が終わると同時に小休止だ。5分休憩した。今度は先程のお二人が追い越して行った。今度は第10回だ。少し歩くとつづら折れの曲がり角で先程のお二人が休憩している。どうも山歩きは初めてのような感じだ。お父さんのほうから声をかけられちょっと立ち話をした。とにかく山歩きのコツは一定時間か、一定間隔を歩いて小休止をするという繰り返しが大事なのだ。ヤビツ山荘の前に出た。すぐに大山に向かうかどうか迷ったがヤビツ峠に出た。本格的な服装をした自転車の人が多い。売店をのぞいて缶ジュースを飲んで一休みをした。いよいよ大山だ。この道も久しぶりだ。ここから再度第10回だ。この道も何度も歩いているが、ラジオ講演を聴くために登るのは初めてだ。ただベンチのある地点と歩く時間が合わず少し戸惑った。第11回、第12回と聴き終わった。1時9分下社からの道と合流する分岐だ。空腹でたまらない。今回は急に準備して出かけてきたのでザックの中には下丸子で買ってきた小ぶりのおにぎり2個だけだ。とにかくここで食事だ。1時28分歩きだした。山頂には1時38分に着いた。売店をのぞいた。キュウリが水を張られたトレーに浮いている。味噌が付いて一本200円。おにぎりを食べているのでそんなにお腹がすいているわけではないが無性に食べたくなった。すぐに奥の院の横で食べたがサクサクとして美味い。下山はどの道を取るか迷ったが下社経由で伊勢原に出ることにした。2時に山頂を後にした。下りは日曜日の8時から放送されている「人間を考える」シリーズの1時間ものだ。これを2本聴けば帰りつけるであろう。4月に放送されたビジネスを磨く中国の古典で第1回は孔子の論語だ。成程、成程とうなづくことばかりだ。第2回孫氏は少し聴いたが気が散って止めてしまった。下社に3時27分着いた。ここから長い石段を下ったが、とにかく注意をして足下をひたすら見て下った。事故があるとすると意外とこういう下りで起きるのだ。大山寺で休憩だ。ここで休憩していた方とひとしきり話だ。この後、長いお店の間を通り抜けてバス停にたどり着いた。

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