第363回 百名山 御嶽山(’08/8/16〜18)    小さな旅の写真集
 16日土曜日に新宿から特急あずさ、特急しなのと乗り継いで木曽福島駅に予定通り12時30分に着いた。木曾福島駅前からバスで王滝口にある田の原山荘に向かったが、到着少し前に雨がパラついたが、雨はすぐに止んだ。ただガスに覆われて視界がないうえ半袖シャッツでは寒くて仕方がない。標高が2180メ-トルとなる当然だろう。受付を済ませて部屋に案内される。部屋の窓の真正面が御嶽山の山腹のはずだがガスで何にも見えない。今夜はどんどん降って明日は雨があがってくれればと勝手な願い事をして8時前に布団にもぐりこんだ。
 翌朝4時少しに目が覚めた。お天気が気にかかり外を見るが雨は降っていない。ガスがかかっているが昨日ほどではないようだ。5時に起きて身支度をした。車で来た人たちであろう。登山口の鳥居を何人もの人が歩き出すのが見える。山荘の人が気を利かせて7時からの食事を早めに用意してくれたので6時に食事をして6時30分に歩きだした。降りてくる人、登ってゆく人と結構人が多くなる。地図はほとんど見ない。登山道は一本道だし迷うことはない。30分近く歩いては小休止の繰り返しだ。7合目の金剛童子で少し休んだ。このあたりからこのコ−スを何度か歩いているという人と前後し登った。7月に登った時には雷鳥を見たそうだ。彼の話では7月の時はお天気で水を相当飲んだそうだが、今日はガスで気温が低く登りやすいという。さもありなんと思った。一口水で少し休んでコップにやっと溜まる程度の水を飲んだが味はいまいちだ。しばらくブランクがあるので登る速度は遅いと思うが、バテもなく登った。9時22分に王滝口頂上奥社に到着した。ここでもガスであまり視界が良くないが、彼に教えてもらったところでは御嶽神社奥社(剣が峰の奥社)はここからさに30分くらい登ったところだそうだ。ザックはザックカバーをかけているし地図を出すのも面倒で教えてもらうのが一番だ。だいたい登る人、下る人が大勢で地図など見る必要がない。30分前後歩いては少し休むというスタイルで十分だ。石がごろごろした緩やかな登り道だ。西側から間欠的にジエット機が通過するような音が聞こえる。地図にある地獄谷でガスが噴出しているようだ。心なしか硫黄の臭気が漂っている。山頂の下に着いた。ここには山小屋が2軒あり、山頂はここから82段の石段を登ったところだ。休まずに石段を上ったが息が切れる。通勤で毎日乗っている多摩川線の多摩川駅では下のホ−ムから東横線のホ−ムまで66段の階段を毎日上っているがこんなことはない。3067メ−トルの高所だけのことあると妙な事に感心した。登ってくる途中で時々話をしていた人とここでも会う。彼の話では下の頂上山荘でおにぎりと味噌汁を食べられるとのこで一緒に小屋に入った。早速、おにぎりと味噌汁を頼んで食事をしながら話だ。時計を見ると10時22分だ。余裕で下れる時間だがどうしたものか。ただこのまま下山したのではなんだか心残りがする。泊まることに決めた。彼は月曜日は仕事でどうしても休めないとのことで車の置いてある田の原に戻られた。部屋にザックを置いてからぶらぶらしていたら3時ころかガスが取れて青空が見えてくる。思わず快哉を叫んだ。ただ雲は高いので周囲の山は見えない。82段の石段を登ってみるとガスが風に乗って南から北にどんどん流れてゆく。やはり泊まってよかったと思った。夜は同室のSさんと山の話で退屈をしない。
 翌朝、4時少しに起きて部屋の窓から見るが朝焼けが素晴らしい。雲海が眼下に広がり、山の影が四周に見える。東に富士山も遠望できる。食事の前に山頂に登って写真を撮った。食事の後も山頂に出た。Sさんは外輪コースを回って摩利支天に登られるとかで山頂で彼と別れたあと黒沢口に降りるべく歩き出した。二の池本館の前で少し休んでから新館を覗きに少し歩いた。ここでコーヒーを頼んで物好きにも中を見学したが、ネーミングに少し違和感を感じた。なんだ普通の山小屋ではないか。元に戻り黒沢口コースを下った。7合目の行場山荘からはケ−ブルを利用して下山した。10時15分のバスで木曽福島駅に戻り、観光案内所の紹介で「二本木の湯」でひと浴びしさっぱりした。3時40分発の高速バスを利用して帰京した。
 最初の4枚だけは一寸並べ替えましたが、残りは撮った写真を順番に載せました。重複が多いのですがまだどれを残すか決断がつきませんのでそのまま載せました。なお、今回の山行でお話をさせていただいた名古屋のKさん、群馬のSさん、とても楽しい山行でした。HP上から厚く御礼申し上げます。
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