第339回山行報告 西沢渓谷(’05/11/13)
’西沢渓谷スライドショ−でご覧ください
 5時45分の電車に乗るべく家を出たが、あたりはまだ暗い。武蔵小杉から居眠りをして気がついたら立川だ。接続が順調で立川発甲府行きの始発電車に乗る。やがて向かい側に到着した電車からどっと乗込でくる。登山やハイキングの客だ。登山者が藤野、上の原、梁川、鳥沢、大月と三々五々降りてゆくので車中は空いてくる。
8時12分塩山に到着した。タクシ-を利用して8時46分東沢不動小屋に着いた。観光バスもまだ姿が見えない。やれやれだ。以前、家内と一周して戻ったとき何十台もの観光バスを見て驚いた。皆が皆歩くわけでもないと思うが、相当数の人が入り、一寸したところで渋滞するのだからこういう後については大変だ。
 林道を歩きつり橋を渡るといよいよ西沢渓谷だ。9時19分西沢渓谷の案内板を見て歩き出した。最初は17−40mmのレンズで撮る積もりだ。足場も悪いしレンズの交換もひっきりなしとなると面倒なので終端までこのレンズで撮って、戻ってくるときは70−300mmのレンズで撮るという予定だ。4GのCFが入れてあるので、枚数もフアイン(1240万画素)で727枚撮れる。これと思えばどんどん撮ろうというわけだ。デジカメでは腕が上達しないというがそうだと思う。一枚一枚構図を考えて慎重に撮らなければ上達はしないのだろう。デジカメは現像代も掛からないし、フイルム何本なんて考えることなく、これはいいなと思えばシャッタ−を押す。こういう安直な写真の撮り方では上達することなど望むべくも無い。デジカメに限らず複写機やパソコン、電子辞書が簡単に使えることは仕事には便利だが、中学生や高校生の勉強には問題があるのかもしれない。書き写したり、辞書を引いたりということを通して考えたり覚えたりするのだと思う。そうはいっても私は広辞苑や英語辞書は引く気がない。もっぱらパソコンに入れた「広辞苑」や「英辞郎」に頼っている。結局、便利なものを使うときはそれなりに心して使用しなければならないということだろう。
 やがて最後の七つ釜五段の滝に10時28分に着いた。ここではでは三脚を据えて写真を撮っている人が何人かいる。私は安直に手持ちだ。何枚も撮る。ここから少し斜面を登ると黒金山登山口に到着だ。ここで食事だ。汗をかいて下着が濡れた所為か寒い。フリ−スを着る。丁度、前に座って食事をしていた女性二人組からお茶をいただいた。暖かいものが入ると少し温まる。HP上からお礼を申し上げます。少し先で食事をしていた人たちが出発だ。さあ私も出発だ。くだりは70−300mmのレンズに交換だ。人が多くて大変だ。続々やってくる。足場の悪いところではなかなか道があかない。大半が簡単な格好だ。。逆行は無理だったかと少し後悔するが、時間もあるし、なにより70−300mmのレズの写り具合を試したい。最初、人が多かったが、入り口近くなるとさすが人が少なくなる。西沢渓谷の案内板に12時35分に戻った。この後のんびりと歩いて不動小屋脇のバス停に戻るとタクシ−の運転手さんに声をかけられ5人相乗りで塩山駅に戻ったので1時間近く得をした。
 写真は200枚近く撮った。家内にどれがいいか意見を聞きたいとパソコンで見せた。最初、一寸見ていたが、200枚近くとなると忙しいとかいって体よく断られた。そんなことで自分で出来がいいと思うものを選んで載せたのでご覧ください。撮った直後はどれも良く見えてなかなか削れないが、しばらく間をおいて見ていると今度はこれもダメ、あれもダメとあらばかりが見えて自信がなくなる。この写真も素人の楽しみで、HPを見ていただいている皆様にはお付き合いしていただき感謝しています。
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