第322回山行報告 塔の岳(’04/10/16〜17)
二週続けての山行きだ。先週は5ヶ月ぶりの山行の上、霧雨で調子が出なかった。塔の岳山頂まで5時間もかかった。このことが気にかかる。亡くなったT君の後の人の募集や面接とあって、気持ちが落ち着かない。そんなこともあるし、土、日は天気もよさそうなのででいつもの大倉尾根だ。
 大倉のどんぐりハウスでいつものように味噌汁を頼んでおにぎりを食べる。皆さんどんどん出発されるが、のんびりと9時30分に歩き出した。最初は今日もカンカ−タ歎異抄だ。雑事場の平、一本松と順調に通過してきた。途中からサイモンとガ−フンクルを聴いている。モ−ツアルトばかりだと、ときどき気分を変えたくなる。カセットテ−プはデジタルに変換すればMPプレイヤ-で聴けるが、LPレコ−ドをデジタル変換をしてもどうしても雑音が多くて、結局、懐かしいサイモンとガ−フンクルのCDを5枚買った。風も冷たいし、歩きやすい。音楽を聴いたり考え事をしながら登るのにはこの大倉尾根は一番だ。あっという間に堀山の家だ。ここでかなりの人たちに追いついたようだ。花立山荘で時計を見ると12時24分だ。3時間を少し切った。やっと安心した。トン汁を頼んでおにぎりを食べた。3時間となれば元に戻った。やれやれだ。
 花立でくだってくるK夫人に声をかけられた。木の又小屋で時々ご一緒する方だ。ご主人は会社の旅行で、今日は一人で大倉尾根を往復とのことだ。塔の岳山頂だ。富士山が見えるが、ぼんやりとしたシルエットだ。尊仏山荘でコ−ヒ−を飲んで一休みだ。4時間も切ったし、言うことはない。本当はあんまり時間のことを気にしないほうがいいのだが、ついつい時間を気にしてしまう。この後、不動の清水を往復する。冷たい水で顔を洗いペットボトルを満たした後、木の又小屋に向かう。ひとしきり中森さんに事故の状況を話しているとWさんが到着だ。夜はランプの下で四方山話だ。
 翌日は表尾根をくだる。書策小屋の屋根の鉄板が飛んでいる。主がいなくなると小屋もどんどん傷みだすのであろうか。三の塔尾根をくだり大倉に帰り着いた。Wさんに声を掛けられる。木の又小屋で朝食の後、ひと寝いりして大倉尾根をおりたとのことだ。一緒に渋沢駅前のイロハ食堂でうどんを食べて電車に乗った。のんびりと家に帰って驚いた。家内も昼間出掛けていたのだが留守電にTさんが亡くなったとの伝言が入っているとのことだ。すぐに電話をしたが20日通夜、21日告別式とのことだ。お風呂に行き着替えて正之にTさん宅まで弔問に送ってもらった。膝を痛められて歩行に少し不自由されていたがお元気な様子であったのだが。公私共にいろいろとお付き合いがあっただけに突然の訃報に驚いた。Oさん、T君と続いてTさんと訃報が相次ぐ。お葬式に面接とあってHPの更新が遅くなりました。

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