291.’02/8/31〜9/1那須連峰
 私の夏山山行の第四弾は那須連峰だ。こんなに暑い日が続くとまだまだ丹沢には足が向かない。週末は好天気が予想されるので土曜日に那須連峰の茶臼岳に登って三斗小屋温泉に泊まり、翌日、隠居倉から朝日岳、三本槍岳と周遊し帰りしな北温泉でひと浴びしようと計画した。この那須には温泉が多いがとりわけ山中には三斗小屋温泉という温泉があり、ここに大黒屋と煙草屋という二軒の旅館、というより山小屋があり登山者やハイカ−によく知られている。
 那須岳ロ−プウエイ山頂駅に10時に着いて早々に歩き出す。岩がごろごろした斜面を登ること40分、あっけなく山頂に着いた。一休みの後、北側にくだって火口跡を一回りして峰の茶屋避難小屋までくだったが、途中、見上げると大きな岩石が今にも落ちてきそうで圧巻であった。東側の斜面からはあちらこちらから白い煙が噴出している。右手には地肌をむき出しにした剣が峰がそびえている。時々猛烈な風が吹きすぎる。正面には明日登る予定の隠居倉の緑が鮮やかだ。秋には錦秋の装いとなるのだろうか。振り返って茶臼岳の荒々しい東壁をひとしきり見上げる。斜面を通過した後、ダケカンバの樹林帯に入ると風もひんやりとして気持ちが良い。1時には三斗小屋温泉に着いた.。受付を済ませて部屋にザックを置いて直ちに露天風呂に行く。この時間ではまだ誰もいない。この露天風呂は混浴とは云っても女性が入るには勇気が入りそうで先ほど受付でも3時から5時までが女性専用となるといわれた。することもないのでこんな時とばかりにまた風呂に入った。この後、同室の方と隣の部屋の方とひとしきり山の話だ。夕食後、また風呂に入った。結局、3回も入ったが男性ばかりで混浴とは名ばかりであった。
 翌朝熟睡したのであろう5時前に目がさめた。6時に太鼓が鳴る。朝食の合図だ。一番乗りをして朝食を食べた。身支度をして早々に歩き出す。1時間たらずで隠居倉の山頂に出た。ここは360度の展望が開けていてひとしきり三本槍岳、朝日岳、茶臼岳、南月山と展望を楽しむ。北側には雲海が広がり新潟の山並みが頭を覗かせている。朝日岳と茶臼岳の鞍部の峰の茶屋跡避難小屋のあるあたりが荒れた様相を呈している。この後、熊見曽根分岐から朝日岳を往復したが風の強いことは驚くばかりであった.。清水平から三本槍岳に向かったがこの一帯は穏やかな広い草原状で緑のジュ−タンを敷き詰めたような風景は昨日の茶臼岳の荒々しい光景とは対照的だ。中の大倉尾根をくだり北温泉でひと浴びしたがくだりで見た朝日岳と下にのびる尾根の山腹の緑の様相が見事だった。下山後、入浴した北温泉(山の中の一軒宿)もなかなか趣があって家内とたまにはこんな旅館に泊まってのんびりするのも悪くないと思った。ここからバス停までの30分強の車道歩きを覚悟して歩き出したが、すぐに通りかかった車に乗せていただいて大助かりであった。名前も知らないこの方にHP上からお礼申し上げます。




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